海風に身を任せベイエリアの夜景満喫!~東京湾納涼船|東京ビアガーデン情報館<2023年版>人気の都内ビアガーデン・ビアテラスを探そう!
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海風に身を任せベイエリアの夜景満喫!~東京湾納涼船

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「これに乗らなきゃ夏じゃない!!!」

ということで、6月30日から始まった東京の夏の風物詩「東京湾納涼船」に10名で乗ってきた。真夏日が続く東京だが、竹芝桟橋には海から心地良い風が吹き込んでいる。
18時過ぎに到着すると、既にたくさんの浴衣姿が。

WEBで購入しておいたチケットを乗船券に引き換え、乗船口へ。

●日時 2017年7月12日(水)19:15~
●場所 東京湾納涼船

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開始から2週間ということもありまだそれほど混み合ってはおらず、18:20に乗船のための列にやってくると先に並んでいたのは1組のみ。数が限られているAデッキ後方のテーブル席も余裕で取れる順番だ(ピーク時はかなり早い時間帯から行列ができる)。

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船は伊豆七島への定期航路を走る「さるびあ丸」だ。
東京を23時に出港し、大島・利島・新島・式根島・神津島に寄港し、その後折り返して、東京に戻ってくるのは翌日17:40。そして次の出航までの間、東京湾納涼船へと早変わりする。

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乗船開始は18:50頃。

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実は毎年乗船している自分以外のメンバーは、これが「初納涼船」。

既に「ワクワクする!!!」と大盛り上がり。
確かにこの連絡通路を渡って船に乗り込むだけでも旅気分が高揚する。

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そしてまっすぐ、トップデッキ後方右舷のこのスペースに。
毎回少し早めに集合して乗船するのは、柵沿いにミニテーブルが取り付けられたこの空間を確保するためだ。

Aデッキのテーブル席もいいが、せっかくなら屋根のない場所で夜景を楽しみたい。羽田空港に降り立つジェット飛行機を真下から見上げたい、となるとここが一番。後方と左舷にも同様の場所はあるが、前半に東京タワーや大井コンテナふ頭、羽田空港などの夜景を楽しみたいなら右舷側だ。

●航路&タイムスケジュール - 東京湾納涼船2017

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ビールカップを差し込むホルダーがあり、おつまみも置ける。
これがあれば、写真撮ったりするのもラクチン。

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メンバー10人中、自分含め3人が浴衣着用で1000円引き特典となった。
中にはAmazonで購入して今朝届いたばかりの浴衣を着てきた男性も。

●Amazon「女性用浴衣」
●Amazon「男性用浴衣」

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東京湾納涼船に乾杯!

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ひとり400円、10人で4000円分の食券を購入し、おつまみセットなど。

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たこ焼きも。

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そして出航。
7月前半だと、出航時はまだ明るい。

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浴衣姿が多い。
よく「イモ洗い状態は無理」といって敬遠する人もいるが、7月前半や8月中旬以降なら、実はそれほどぎゅーぎゅーにはならずゆったり乗れる。

混雑を避けるなら、トップデッキ後方が比較的落ち着いている。

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もちろん混んでいる場所もあるので、ビールを取りに行く時などは少々人混みをかきわけないといけなくなるが。

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東京ベイエリアの夜景。
東京タワーもビルの間から顔をのぞかせる。

屋形船やディナークルーズ船なども。

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おつまみ追加で唐揚げも。
明るいうちは何でもいいが、暗くなった後のことを考えると、箸なしでも食べられるフィンガーフード的なものが便利。例年の経験から、焼きそば的なものは最後残ってしまう確率が高い。巻きずしなどもおススメ。

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最初のハイライトはもちろんレインボーブリッジ。
ライトアップされた橋はいつ見ても美しく、真下から見上げると迫力ある。

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ここでスピーカーから掛け声があがり、船全体で乾杯!

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「キリン」とも呼ばれる大井コンテナふ頭のクレーン群。
夜はオレンジ色に輝いている。

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Aデッキのドリンクコーナー。
ここ以外にもたくさんあり、飲み放題対象は生ビールの他、ワイン、サワー、ソフトドリンクも。

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食券で購入するお料理メニューもいろいろ。
デッキごとにいろいろなブースがあるので、初めての人は乗船したら最初にぐるり一回り偵察してから何を食べるか決めるのがいいだろう。

人数が多ければ、最初からパーティープランという選択肢も。
この日も、おそらく会社の部署の暑気払いかなにかだろう、30人以上の大グループが個室プランで乗り込んでいた。ビアガーデンと違い雨天決行なので幹事としても安心だ。

●東京湾納涼船2017「パーティプラン」

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美味しそうだった何か。

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浴衣ダンサーズ同様、東京湾納涼船の顔となっているケバブブースの超ハイテンションおにいさん。

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ケバブロールは、ちゃんと下をアルミホイルで巻いて食べやすい配慮も。まとめ買いするとディスカウントしてくれるかも。

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フードチケットは船内でも追加購入できる。
なので乗船前のカウンターでは、余らせないくらいで買っておくのがベスト。

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ステージもあり盛り上がるAデッキ。
公式サイトには、迷惑行為になるようなナンパ禁止と明記されているが、実際には後半、至る所で楽し気な感じに。

まだまだ肉食系も健在なのだなと思わせてくれる貴重な空間だ。

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そんな喧騒から離れて、夜景をのんびり楽しむこともできる。
ピーク時さえ外せば、東京湾納涼船はノリノリな楽しみ方も、落ち着いた楽しみ方もどちらもできるところ。

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Aデッキ後方のテーブルエリア。
常連の人は、少し早めに乗船列に並んでこの場所を確保する。

屋根もあるので、雨の時でも濡れずに飲める(風が強いと雨が吹き込んでしまうが)。

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帰途ちょっと感動だったのが、青色にライトアップされたゲートブリッジ。
右手には葛西臨海公園の観覧車も見える。

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黄色い船体は、八丈島までの航路を走る同じ東海汽船の3代目橘丸だ。
おととし青ヶ島に行く際に乗ったが、2014年就航したばかりの船内はとてもきれい。船体のカラーリングを手掛けたのはアンクルトリスのキャラクターで知られる柳原良平氏で、船内には柳原氏のイラストも。

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すでに数えきれないビールを飲んでしまった後なので完全ピンボケだが、轟音とともに真上をかすめる飛行機などを眺めつつ・・・

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再びレインボーブリッジの下をくぐって帰途に。

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最後はAデッキのステージ前で、浴衣ダンサーズと一緒に踊るファイナル。

いやー、毎回ながら本当に楽しかった!!!
浴衣割引を利用すれば、飲み放題込でたった1,600円。通常料金でも2,600円。
こんな料金で2時間以上たっぷり楽しめる東京湾納涼船、乗らないのはもったいないと心から思う。

東京のウォーターフロントの夜景も堪能できるコースなので、旅行で訪れた国内外の人を案内してもきっと喜ばれるだろう。

梅雨明け宣言がでれば、チケットも売り切れとなる日が多くなるはずなので、乗るなら早めのチケット購入or予約をしておこう。また今年も10月9日までのロングランなので、空いてから乗りたいという方は、8月のお盆過ぎがおススメ。