ここは穴場!上野駅からすぐ&真下を電車が走る「上野アメ横屋上ビアガーデン」|東京ビアガーデン情報館<2023年版>人気の都内ビアガーデン・ビアテラスを探そう!
東京ビアガーデン情報館トップページ管理人訪問レポート

ここは穴場!上野駅からすぐ&真下を電車が走る「上野アメ横屋上ビアガーデン」

写真:上野駅方面から見たアメ横センタービル

昨年オープンして今年が2年目。そのため上野駅すぐ&アメ横のど真ん中と非常に立地がいいにもかかわらず、まだその存在はさほど知られていない・・・

「穴場のビアガーデン」だ。

上の写真は上野駅から御徒町駅方面に向かって南下しているところ。途中で道が二股に分かれ、その間に三角形の建物があるのを、行ったことある方ならご存知だろう。

そのビルがアメ横センタービルで、屋上で開催されているのが上野アメ横屋上ビアガーデン。

今回このビアガーデンの関係者の方にご紹介いただき、友人と一緒に訪れてきた。

●場所:上野アメ横屋上ビアガーデン
●日時:2019年6月27日(木)18:30~21:30

上野アメ横屋上ビアガーデン #ビアガーデン #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

INDEX
  1. アメ横の名所「アメ横センタービル」屋上
  2. 飲み放題コーナーでバーテンダー気分
  3. 開放的な屋上で焼き肉を楽しむ
  4. お肉にエスニックに果物も~食券で買えるフード


アメ横の名所「アメ横センタービル」屋上

写真:エレベーター内に案内が貼ってあった

エレベーターで5階まであがる。
建物内には地下から4階まで実にバリエーション豊富な店舗がびっしり詰まっているので、時間があればぜひ「アメ横センタービル」もしてみてほしい。

地下も面白いので。

写真:屋上ビアガーデンの屋内エリアはドリンクコーナーと厨房に

エレベーター下りると目の前いきなり登場する飲み放題のドリンクコーナー。

写真:人工芝生が敷き詰められた屋上ビアガーデン

そしてビアガーデン会場がこちら。きれいな人工芝生が敷き詰められ、丸テーブルが並べられている。総席数150席。

写真:建物の形通り三角形の敷地になっている

おおお、ちゃんと屋上も三角形だ!!!地上からは何度も見ていたビルの屋上に実際に降り立つというのは新鮮な感覚。

元々アメ横は、戦後混乱期のヤミ市から始まった。砂糖が欠乏する時代に飴など甘いものが売られており、その後米軍から横流しされた物資などが販売されていたそう。

その後露天商を営んでいた人たちが組合を作り、再開発の流れの中で昭和50年代に建築したのがこのビル。地下にはエスニック食材などを扱う店舗も多数入居し、上野エリアのディープな観光スポットとなっている。

右側のフェンスに近付くと・・・

写真:すぐ下をJR線路が通っており山手線や京浜東北線、常磐線が行きかう

すぐ真下にJR線路。
山手線と京浜東北線、さらに常磐線や高崎線・宇都宮線も走る。

電車好きな人には確実にそそる立地だし、そうでない人でも常磐線のスタイリッシュな特急列車が通過すると結構ワクワクする。



飲み放題コーナーでバーテンダー気分

写真:やさしい笑顔の店長さん

まずは店長さんにシステムを説明してもらった。
去年このビアガーデンを始めるまでは全く違う業界にいた方だ。笑顔がなんとも素敵。

写真:基本コースは軽食持込自由

コースは3種類。
事前予約が必要な本格焼き肉コース5,800円の他、おつまみ付き飲み放題コースと3,300円の「基本コース」。

この基本コース何かというと

「軽食持込自由」

という、2時間飲み放題のプラン(枝豆が付く)。

地上は食べ歩きの街「アメ横」。
海鮮乾きものを盛り売りする店からバー御用達のナッツ専門店もある。行列のできるテイクアウト海鮮丼や熱々の焼き小籠包、もちろんエスニック食材店なら珍しい缶詰も入手可能だ。

そうした料理を買って持ち込むことが可能というものだ。もちろんこのビルの地下で調達してもいいだろう。人数にもよるが、ひとり1,500円分程度買えば相当な量になるはずだ。

写真:ドリンクコーナー

そして充実の飲み放題セルフコーナーがこちら。

写真:ビールは一番搾り、ハイネケンも

まずはビール。
一番搾りとハイネケンの二種類があり、ホワイトホースのハイボールも。

写真:ビールはセルフで

ガラスのジョッキの他、保冷マグも。

写真:飲み物の種類は無限大

カウンター下には「飲み物の種類は無限大!ここでは、あなたがバーテンダーです!!」と書かれた紙が貼られ、下にいくつかのカクテル事例が紹介されている。

どういうことなのか。

写真:「お酒の種類が少ないビアガーデンを物足りなく感じていた」と語る店長

店長さん曰く、これまでお客さんとしてビアガーデンを訪れても飲み放題はビールとサワーがメイン。もっといろいろ飲みたくても他の選択肢がなくて物足りなく感じていたのだと。

「自分がビアガーデンをやるなら、お酒の種類を充実させたい」

写真:他にもお酒が多種並ぶ

結果、店長さんが自宅から持ってきたものも含め、「ここはバーか!?」というお酒のボトルやパックが並ぶカウンターが出来上がった。

サワー用の割り材がいろいろ並んでいるビアガーデンは多いが、お酒自体の種類がこれだけあるところは珍しい。

写真:元バーテンダーさんのスタッフにカクテルを作ってもらう

スタッフの中にはもともとバーテンダーさんだった方もいる。
本当はセルフなんだけど、空いていたので相談してカクテルを作ってもらったりも。

写真:追加料金で購入できるギネスやタップマルシェのクラフトビール

飲み放題には含まれないが、追加料金でワインボトルやギネス缶、タップマルシェのクラフトビールも飲める。

このタップマルシェ、なんと一杯300円。



開放的な屋上で焼き肉を楽しむ

写真:乾杯

そんなわけでまずは乾杯!

写真:乾杯

ビアガーデン事情に非常~に詳しいT氏を囲んでの飲み会スタートだ。

写真:ポテトサラダや春雨など冷菜いろいろ

今回は「本格焼き肉コース」。
焼き肉の前にお料理も数品でてくる。ポテトサラダも美味しい。

写真:なかなか見る機会がない上から眺めるアメ横

三角形の屋上の先端部分(上野駅寄り)から見下ろす線路とアメ横。

この角度から見下ろせるというのは非常に面白い。
アメ横の通りは両側に店がびっしり並んでいるので、まさか線路のこんなすぐ脇とは知らなかった。

写真:三角形の先端からみた屋上ビアガーデン敷地

先端から見た屋上ビアガーデン全景。
この日は雲行きが怪しかったこともあり、予約客は自分たちともう一組だけだった。

写真:ビルの合間から東京スカイツリーが顔をのぞかせる

ビルのスキマからは東京スカイツリーも顔をのぞかせる。

写真:かわいらしい女性スタッフは「筋トレ」が趣味とのこと

一番搾りTシャツを着たキュートなスタッフ女性(ごめんなさいピンぼけで)。
名札には筋トレ女子と書いてある。

店長さんによるとこのビアガーデンを切り盛りする凄腕スタッフとのこと。

写真:BBQスタート

そして電気グリルで焼肉スタート。
上質なお肉で柔らかくジューシー。

写真:雨が降ってきてもテントがすぐに用意される

・・・とその時、心配していた事態が。
ぽつりぽつりと雨が降り始めたのだ。

でも大丈夫。すぐにテントが組み立てられた。あの下に移動するのね、と思っていたら・・・

写真:テントの下で宴会は続く

なんと我々の席にそのテントがやってきた。
設営から設置まで10分もかからず。

かなり大きな屋根でテーブルまわりもすっぽり囲んでくれるので小雨~通常の雨程度なら全く問題なさそうだ。

写真:陽が沈むと雰囲気も変わる

陽が沈み、フェンスに取り付けられた照明が点灯すると、屋上の雰囲気もかわる。

少し先に上野駅のホーム明かりも見える。
カーブする線路を行き来する列車も含め、なにやら情緒ある風景に。

さらに完全に夜になると・・・

写真:ネットがライトアップされた

こうなる。
実はもっとごちゃっとした雑居ビル群の間かと思っていた。
こんなにも空が広い空間がアメ横にあったことに驚く。なかなか開放感たっぷりだ。

写真:この日はあいにくの天気で利用者は2組のみ

雨天の日用のタープテント。
中央部分にちゃんと突風を逃すベンチレーターがあり、かつ重しとフェンスにロープで縛り付けしっかり固定されている。

すぐ横をJR線路が走っているので、万が一にも吹き飛ばすわけにはいかないのだろう。

写真:〆の冷麺は盛り付けもお洒落

〆の冷麺もステキな盛り付け。
味も美味しかった。



誕生日デザートがプレートアートで

もうひとつうれしいサプライズがあった。
今回取材を兼ねているということもあり、誕生日オプションのケーキ&デザートを体験させてもらうことに。

これがすごかった。

写真:誕生日の人がいたときのサプライズケーキ&アイス

この筋トレ好きな女性スタッフがプレートアートできちゃうのだ。

写真:お皿のチョコデコレーションも見事!

アイス。

写真:花火も添えられお皿にはかわいらしいイラストも

ケーキの皿もびっしりイラストで埋め尽くされている。女の子もウサギもかわいい!!!

写真:電車好きにはたまらないトレインビュー

行きかう電車を見ながら飲むのは楽しいもの。
線路はかなり下で、風向きなどもあるのだろう。特に電車の音で会話がしにくくなるということもなく、程よいBGMだ。

写真:クラフトビールをいただく

最後にクラフトビールも。

写真:貸切り状態のビアガーデン

雨の日とは言え、こんな開放的な空間を後半は貸切状態で利用できてしまい、贅沢というかちょっともったいない気もした。

途中から雨が降っても大丈夫な場所なので、上野近隣にお勤めの方はぜひ一度行ってみて欲しい。梅雨明け前の今ならまだきっと混み合わないと思うので。土日は15時から営業しているので、上野エリア&アメ横観光と兼ねて行くのもありだ。

写真:ホスピタリティあふれるステキなスタッフの方々

ホスピタリティあふれる素敵なスタッフの方々&今回招待してくれたTさん。

楽しかったです。
ありがとうございました!

●「上野アメ横屋上ビアガーデン」の詳細はこちら