2020年は地中海料理!グランド ハイアット 東京「フレンチ キッチン」
毎年テーマを変え趣向を凝らしたお料理と空間演出で人気も高いグランド ハイアット 東京の夏テラス企画。
今年も2階の「フレンチ キッチン」、6階ステーキハウス「オーク ドア」、さらに少し早い時間帯にイタリアンカフェ「フィオレンティーナ」のテラス席と3か所で開催される。
どこも非常に魅力的で選択に悩むところだが、今回はオールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」の「地中海バーベキューテラス」を取材させてもらった。
六本木のホテル、グランド ハイアット 東京のオールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」では、地中海のリゾートをテーマに青と白で飾られたテラスで、フレンチシェフによりアレンジされた地中海・ギリシャ料理をお召し上がりいただけます。前菜7種類の盛り合わせをはじめ、ギリシャ料理特有のヨーグルトで風味付けされた串焼きや、タコと海老のグリルなど豪華なバーベキューグリルプレートをメインディッシュとしてご用意。スパークリングワインや、ギリシャでは有名なアニス風味のお酒「ウゾ」をつかったカクテルなどをフリーフローでお楽しみいただけます。
●場所:地中海バーベキューテラス(グランド ハイアット 東京/フレンチ キッチン)
●日時:2020年7月8日(水)18:00~20:00
INDEX
リゾート気分も味わえる開放的なテラス
ホテル入り口では非接触式の瞬間計測体温計での検温を受け、手指消毒をし、ロビーから階段で直接2階「フレンチキッチン」へ。入り口の巨大なマッシュルームのオブジェがお出迎えしてくれる。
この日は昼過ぎまで暴風・大雨が続き、「この天候ではテラス席のセッティングが難しく残念ながら店内での提供となる」旨、電話連絡をいただいていた。ところがその後天候は回復し、六本木に着いた頃には青空も広がり始めた。
そんなわけで急遽テラスでいただけることに。ラッキー!
もともと、広いテラス空間を贅沢に使って行われていたが、今年はさらに新型コロナウイルス対策としてテーブル間隔をたっぷり開けての開催となっている。
おそらくテーブルを1卓ずつ間引いているのだろう。写真だとちょっとわかりにくいかもしれないが、テーブル間はかなりの距離がある。
生垣側に置かれたテーブルも大幅に間引いているようで、隣テーブルが・・・遠くはるか先。
こちらはホテル提供の写真。
現在は感染症対策を優先し、会場装飾も最小限で対応しているとのこと。
他のホテルでも、今年はクロスをなくし、装飾品などもあまり置かず、テーブル消毒をしっかりと行える体制にしているところが多い。
異国情緒漂うギリシャ・地中海料理
「地中海バーベキューテラス」は、料理内容は1種類でドリンクプランがいくつか用意されている。
■ドリンクフリーフロー付 1名様 \8,500相当 → \6,600(22%オフ)
■シャンパンフリーフロー付 1名様 \10,500相当 → \8,400 (20%オフ)
■グラススパークリングワイン1杯付 1名様 \6,500相当 → \5,200(20%オフ)
■グラスシャンパン1杯付 1名様 \7,000相当 → \6,000(14%オフ)
料金は時期によって変わり、現時点(7月10日)では20%以上オフ。この会場&料理内容に加えドリンクフリーフロー付きで今なら6,600円で楽しめると知り、同行者もびっくり。
シャンパンフリーフロー付のプランだと、シャンパン(ルイ・ロデレール・ブリュット・プルミエ)とギリシャ産のプレミアムワイン(ロゼ・赤・白)も飲める。
梅雨の合間のほんのわずかな晴天に恵まれたことに感謝!
シャンパンで乾杯!
そして気になるメニューがこちら。
●前菜の盛り合わせ
- ローストパプリカのフムス ピタブレッド
- ファラフェル
- タラモサラタ
- フェタチーズ
- オリーブのマリネ
- タブレ
- アーティチョークハーツ
●メインディッシュ
- ビーフ スブラキ(レモンとローズマリー風味の牛肉の串焼き)
- チキン スブラキ(ギリシャヨーグルトに漬け込んだ鶏肉の串焼き)
- タコと海老のグリル
- ブリアム(彩り野菜のオーブン焼き、ギリシャヨーグルトディップ)
まずは前菜の盛り合わせ。
今年はひとりずつ取り分けられた状態で提供される。
小さなミートボールのように見えるものは、地中海・中東全域でも食べられるそら豆を潰して揚げたコロッケで、私の大好物。スパイスもきいていて香ばしい。
奥のお皿の中のオレンジがかったものは、ローストパプリカ入りのフムス。
最近は国内でも見かけるようになってきたが、地中海沿岸の国々で広く食べられているひよこ豆のディップだ。店により味も様々で、フレンチキッチンのこってり濃厚なフムスもはまりそう。
以前住んでいたことがあるエジプト、ひとり旅したトルコやギリシャの味を思い出し、しばし旅行気分に浸る。
タラモサラダにフェタチーズ、オリーブも絶品。
これはワインでいただきたくなるね、ということで、ビールラバー揃いのメンバーだったが、今回はシャンパンからワインへ。
前菜だけでも結構なボリュームがあり、一品ずつ「これも美味しい」と盛り上がりながら、シャンパンとワインでのんびりと。
働き方も含め、生活全般で変化が起きている時期なので、お互いの近況報告だけで話は尽きない。
メインは串刺しバーベキュー
そして日も沈み、テラスの雰囲気も一変し始めた頃、メインディッシュが運ばれてきた。牛肉と鶏肉の串焼きが一本ずつ。
さらにタコのグリル、野菜のオーブン焼きだ。
牛肉&海老ももちろんだが、ギリシャヨーグルトに漬け込んで焼いたという「チキン スブラキ」がふっくら柔らかく美味しかった。
スブラキとはギリシャ料理のひとつで、羊肉や牛肉などを串刺しに炭火焼きしたものが一般的なのだとか。現地ファーストフート店では、このお肉をパンに挟んだものが売られているそう。行くなら今!
ここで初めてビールを注文し、もう一度乾杯。
雨上がりのテラスを拭く風はなんとも心地よく、ほどよい涼しさがあるこの時期がおそらくベストシーズンだと思う。
その後、スタッフの方にお勧めされていただいたオリジナルカクテル「ヘスティア」がこちら。ヨーグルトリキュールにカシスリキュール、パイナップルジュース、そしてラムも入っていて、甘くて飲みやすいながらアルコール度数も高そうな一杯だ。
他にギリシャのお酒「ウゾ」を使ったオリジナルカクテルもある。
ライトアップされた樹々と夜景
私たちが到着したのは18時ちょっと前で、まだ青空が広がっていた時間帯。
その後次々と他のグループも入店し、気付けば19時前には見える範囲内のテーブルは埋まっていた。
と言っても、テーブル間が他ではまず見ないくらいの距離で、話し声も聞こえない程。
陽が落ちて空が濃紺色に変わってゆくと、樹々に取り付けられたライトが暖かいオレンジ色の光を放ち始める。
今は装飾は最小限になっているとのことだったが、それでも十分に美しく、都心にいながらにしてリゾート感覚を楽しめる。
ライトアップされ、空間を贅沢に使ったテラスで、美味しいギリシャ・地中海料理をいただき、シャンパンで乾杯する。
遠出旅行がまだしにくい状況だが、都心でしばしくつろいだ時間を過ごしたいということなら、グランド ハイアット 東京のサマーテラス企画がおススメだ。
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