2,800円で船旅満喫!東京湾フェリーサンセットクルーズ
まもなく梅雨明け。
本格的な夏到来だ。
「・・・でも旅行も行きにくいし花火も祭りもなし。つまらない夏だな」
なんてぼやいている神奈川県民に千葉県民、そして東京の人にもお勧めしたいのが、東京湾フェリー「サンセットクルーズ」。東京湾を赤く染める夕陽と南の島のダンスを鑑賞しながらビール飲み放題という盛りだくさんの企画だ。しかもなんと・・・
「飲み放題+乗船料金 2,800円」
●場所:東京湾フェリーサンセットクルーズ
●日時:2020年7月25日(土)18:15~20:10
INDEX
横浜駅から1時間で久里浜港~千葉・金谷港からも
東京湾フェリーは、神奈川・久里浜港と千葉・金谷港を結ぶ定期航路。
久里浜港は、京急久里浜駅からバスで9分。駅改札をでて東口に進むと、久里浜港方面行きのバス停がある。
「ちょっと遠いかな」
と思うかもしれないが、京急久里浜駅は横浜駅からわずか35分。品川駅からも53分。実は近い。
駅をでると目の前にバス停。
バスの行先に「東京湾フェリー経由」とも書いてあったので迷わず乗れた。すぐに出発。ちなみに歩くと20分ちょっとかかる。
そして到着した東京湾フェリーターミナル。
サンセットクルーズは事前予約不要で、当日窓口でサンセットクルーズのチケットを購入すればOK。
このチラシに書かれているが、「昼呑みビアガーデン」企画もある。
18時、沖合からチーバくんが描かれたフェリーが近付いてきた。
全長79.1mの「しらはま丸」だ。
乗客定員は680名、乗用車105台が積載できる大型フェリー。
東京湾フェリーは朝6:20の一便から夜19時台まで、1時間に1便ずつ久里浜港と金谷港を出発し、所要時間は40分。
このサンセットクルーズは、夕方の便を利用して開催されている。
房総半島旅から帰ってきた乗客がすべて降りたら、いざ乗船!
開放感いっぱい!今年は海と空の間で飲む"船飲み"で
サンセットクルーズのメイン会場はここ。
広いデッキに大きな木製のテーブルが設置されている。
グループでも楽しめるし、常に風が吹き抜ける開放的な場所なので安心だ。
かつ屋根もあるので雨天もOK。
(荒天だとフェリー自体が運休となる可能性あり)
ちなみにこのデッキの屋根の上はトップデッキになっていて・・・
のぼるとこちらにも広いデッキがあり、丸テーブルが設置されている。
この日は小雨が降っていたため誰もいなかったけど、日没時はここで360度ぐるり東京湾に囲まれ飲むのも気持ちよさそうだ。
ドリンク&フードコーナーはここ。
乗船チケットがシールになっているので、それを胸に張り付けておけばお替り自由。
ビールは一番搾り。
他にもサワーにカクテル、ウイスキー、日本酒、赤ワインにシードルまで飲み放題となっている。
「モクテル」とは最近聞くことも多くなったノンアルコールカクテルのこと。
ビールに合いそうなおつまみメニューもいろいろ。
セットになったおつまみも販売されている。
今回は東京湾フェリー関係者の方にご招待いただき、横浜エリアのメディアの方々など10名くらいのグループで乗船した。
乾杯!
海の上をふく風は心地よく、ビールもいつも以上に美味しい。
こちらが1000円のおつまみセット。
骨付き肉など、肉がたっぷり入っていてかなり食べ応えある。
会社イベントなど、大勢で乗船する場合には、あらかじめ電話で連絡しておけば必要数を確保しておいてくれるそう。
これは見波亭の「濃厚焦がしチーズバウム」。千葉県素材を使った手作りのバームクーヘンで、一日2,500個の販売実績があるそう。
金谷港「the Fish」の名物で店頭でしか購入できず、食べるのは初めて。
美味しい!!!
次に行く機会があったら、これをお土産にしよう。
ちなみにここは食べ物持ち込みも自由なので・・・
南房総市在住の方が、釣った魚で作ったさんが焼きを持ってきてくれました。
これも美味しかった~!!!
「濃厚焦がしチーズバウム」にさんが焼き、本当にごちそうさまでした!!!(ついいくつも食べてしまいました)
ただ食べているだけではいけないと・・・
カモメにエサを与えている人もいた。
かっぱえびせんなどを持参すると楽しいことになるかも。
海とフラダンスショーで旅気分も
出港してまもなく、フラショーが始まった。
最初はとってもかわいらしく、だけど大人顔負けの表現力で驚かされる見事なダンスを披露してくれた子供たち。
横須賀でフラダンス・タヒチアンダンスを教える「オリノラニ・フラスタジオ」のメンバーだそうで、この日は代表の良田先生も乗船されていた。
東京湾を行きかうタンカーに水平線。
そんな船の上に設置された舞台の上では、島へといざなう音楽とダンスが。
東京湾フェリーのサンセットクルーズ。
話には聞いていたけど、本当に楽しい。
しかもステージが本当に見事。
過去イベントなどで見たことあるフラショーと違い、本格的だしレベルがものすごく高い。
雲がでてしまっていたのでサンセットは見れなかったものの、次第に暗くなってゆく空と海。
そしてフェリーが急旋回をしているのに気付きふと見ると、なんと目の前に住宅街が。
気付いたらもう金谷港だった。
フェリーはここでしばらく停泊するが、久里浜港から乗船したサンセットクルーズ客は乗ったまま折り返し。
金谷港17:20発で乗り込んだ千葉県側のサンセットクルーズ客はここで下船だ。
千葉で下船できなくても、船内にはお土産販売コーナーがあるので、千葉土産やチーバくんグッズが買える。
この日はこのクールメッシュの布マスクを着用している人も多かった。
実は自分、もらいそびれてしまったのだが、これだ。
●コロナ感染予防をして南房総を巡ろう!「マスクで南房総周遊キャンペーン」
限定200枚だが、東京湾フェリー乗船客に無償で配っていたとのこと。
好評ならまた追加で企画するようなので、房総半島旅行を計画している方は、上のサイトをチェックしてみてほしい。
復路ももちろんビール!
そして素晴らしいフラダンス・タヒチダンスのステージを堪能。
いつの間にか夜の海。
横須賀や横浜エリアが煌々と輝いている。
最後のフィナーレにも感動。
そして下船。
わずか2時間にもかかわらず、なぜだか遠くまで旅して帰ってきた気分になれるのが「船飲み」のいいところ。
神奈川・千葉の人はもちろん、東京からでも行く価値あると思う。
2020年夏の思い出に是非。