管理人訪問レポート「東京湾納涼船」|東京ビアガーデン情報館
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これに乗らなきゃ夏は始まらない!「東京湾納涼船2023」運航初日乗船

写真:東京湾納涼船

東京の夏に欠かせないのが「東京湾納涼船」。今年は7月7日から9月18日まで毎日運航だ。新型コロナで運航休止になっていた期間もあり、久々に乗船検討中という方もいるだろう。新さるびあ丸での利用システムについてもご紹介したい。

●日時:2023年7月7日(金)19:15~21:00
●場所:東京湾納涼船

ちなみに、今回事前にメンバーを募り22名で乗船したのだが、そのうちの一人亀田さんがインタビューを受けてテレビに登場していた(1分8秒の帽子をかぶった浴衣男性)。東京湾納涼船の雰囲気もよくわかる映像なのでぜひ見て欲しい。

写真:東京湾納涼船

まず最初に船。昨年2022年の東京湾納涼船から新しくなっている。現在のさるびあ丸は2020年6月に就航した三代目で、船内は最新設備が搭載されピカピカだ。まだ乗船したことがない方は、ぜひ船内も探索してみてほしい。2等椅子席などは左右と正面の天井にロールカーテンが取り付けられ仕切りを作れたり、USB充電もできるようになっている(詳細はこちら)

写真:東京湾納涼船

料金はじめ利用システムも大きく変わった。2019年までの二代目さるびあ丸の時には、乗船券にはビール・ソフトドリンク飲み放題料金が含まれていた。そして食券を別途購入し、船内でおつまみと引き替えていた。

去年からは乗船券が1,500円(小学生500円)で、ドリンクとフードは別。そして浴衣割引が500円(日~木曜日)。飲み放題じゃなくなり残念という声もあるが、飲みすぎずに済むし、お酒を飲まない人も誘いやすいので個人的にはありがたい。

ちなみに昨年は生ビールチケット(6枚つづり2000円)、ソフトドリンク飲み放題300円というメニューがあったが、今年はどちらもなくなり、一杯単位での価格となっていた。

写真:東京湾納涼船

お料理メニューもいろいろ。写真に写っているのは唐揚げと焼きそばだが、他にポテトフライやアメリカンドックなども。

さらに伊豆諸島の特産品を使った明日葉のてんぷらなども食べられる。

写真:東京湾納涼船

写真は、過去何度かビアガーデンでご一緒させてもらっている「YAS的なモノ」のYASさんが撮影。他にチュロスやきゅうりなどの写真もブログに掲載されているのでぜひ見てみて欲しい。

●今年も出航!東京湾納涼船2023に乗ってきた!│YAS的なモノ

写真:東京湾納涼船

デッキは二代目さるびあ丸の時と比べると狭くなった。以前は丸テーブルもいくつかあり、早目に乗船待ち列に並べばテーブルを押さえることもできたが、今は六人掛けテーブル×4セットのみ。なので乗船待ち列で4組目までに入らないとここを押さえるのは難しい(写真はプレス先行乗船時に撮影した)。

2022年に相当早い時間で並んだもののテーブル争奪戦には負けてしまったので、今年は最初から「場所取りはせず」に決めた。

写真:東京湾納涼船

柵のミニテーブルなどもないので、ドリンクのカップをずっと手に持って歩くのは煩わしいということなら、こんなアイテムがおススメだ。私は今年とても重宝した。

写真:東京湾納涼船

また今回20名以上のグループで乗船し、料理などをそれぞれが持ち歩くのも大変かなと思ったので、100円ショップで折りたたみ式のソフトケースを買ってきた。これにショルダーストラップをつければ、買った料理を入れて移動することもできるし、足元に置いて自由に食べてもらうこともできる。ケース自体も軽いのでかつぐ人の負担も少ない。

写真:東京湾納涼船

唯一の問題は、ここに唐揚げやホットドックなどを大量に入れて動いていると、売り子と間違えられること。何度も「唐揚げいくらですか?」など聞かれた。

写真:東京湾納涼船

船内マップ。デッキは6F後方と7Fトップデッキ。

写真:東京湾納涼船

6Fにはステージがあり、初日にはゲストのトークやライブ演奏なども行われた。ちなみに右端にいるゆるキャラは、去年デビューしたマスコットキャラクター「東海汽船 はこぶね課」のさるびあ丸。

写真:東京湾納涼船

この写真は毎年ご一緒させてもらっている「日曜アーティストの工房」のTomakiさん撮影。それほど広くはないが、東京湾岸の工業地帯や羽田空港などを見渡せて、レインボーブリッジも離発着する飛行機も真下から眺めることができ、迫力だ。

●納涼船│日曜アーティストの工房」
●さるびあ丸│日曜アーティストの工房」

写真:東京湾納涼船

こちらは6Fにあるレストラン。レストランプランを利用すると、飲み放題とお料理がついて一人7,000円。2名から利用できる。またそれとは別に一人6,000円の「洋室プラン」、一人5,000円の「和室プラン」もある。今回はもともと16名で和室プランを利用したいと思っていたんだけど、初日は全室一杯でダメだった。また次回!

●東京湾納涼船料金プラン

写真:東京湾納涼船

まずは乾杯!
日中気温30度超えの暑い一日だったので、冷えたビールが最高に美味しいし夜風も心地よい。

ビールと料理コーナーは出航前後に長蛇の列ができてしまう。なので乗船したら、場所探しより先にビール列に並んだほうがいいだろう。なおビール以外のドリンクコーナーは特に列などはできていなかった。

写真:東京湾納涼船

初日サプライズ企画で花火が打ち上げられた。

写真:東京湾納涼船

盛り上がるのはやはりレインボーブリッジの下をくぐる時。橋を背景に自撮りする人達の姿も多数。

写真:東京湾納涼船

次々変わってゆく東京湾の風景を2時間近く楽しめて1,500円(浴衣割引で1,000円)は本当にお得だと思うし、何度乗っても飽きない。とは言え知らない人もまだ結構いるので、未体験の人や来日外国人観光客の人などにもぜひ乗ってほしいなと思う。地上が猛暑日でも海の上を吹く風はかなり涼しいので、8月でも快適に過ごせるはず。

写真:東京湾納涼船

ちなみに浴衣の人もたくさん。浴衣割引は日曜日から木曜日までで500円引き。竹芝桟橋の客船ターミナルには直営のゆかたSHOPがあり、レンタルの他、持込み浴衣の着付けサービスも利用できる。ヘアアレンジもお願いできるので、「この夏一度は浴衣で過ごしてみたい」という方はぜひチェックしてみてほしい。

●東京湾納涼船「ゆかたSHOP」