[信濃町] ビアテラス鶺鴒(明治記念館)|東京ビアガーデン情報館<2023年版>人気の都内ビアガーデン・ビアテラスを探そう!
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[信濃町] ビアテラス鶺鴒(明治記念館)

写真明治記念館内の庭園で開催されているビアガーデン。明治記念館は入り口からもう雰囲気が「別世界」なので、入ってゆくのに勇気がちょっといるが、庭園をのぞいてさらに驚愕。こんな素敵な場所でビールが飲めるなんて最高!かも。古い洋館を眺めながら、芝生がきれいに手入れされた庭園。座りやすい藤の椅子。一般のビアガーデンのざわついた雰囲気はなく、客の顔ぶれもなんだかちょっとハイソな感じ。家族・親戚で来ている方や、年配のご夫婦といった層も。スタッフも、明治記念館なので当たり前といえば当たり前なのだが、洗練されていてホスピタリティたっぷりだ。日が落ちるとかがり火がたかれ、まるで薪能のような雰囲気の中、夏の間は日舞も披露されたりするようだ。シーズン中に1度は絶対に行くべき場所!
ただし難関なのは「お庭の席は予約できない」という点。そもそも会社帰りに行くという場所でもなく、リピーターも多い人気の場所のため、早い時間でもすぐ満席になってしまう。昨年下見に訪れた時には、6時前後で既に「空き待ち」の列ができていた。日が落ちるまで楽しんで帰る客もいるようなので、回転はしているようだけど、飲み放題2時間制などがあるわけでもないので、なかなか席が空かないことも考えられる。開店直後を狙ってゆくなどしたほうが安全かも。


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JR信濃町駅を降りて、明治記念館へ向かう道は、緑がうっそうとしていて気持ちがいい。都内を歩いていることを忘れる。

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反対側では、「森のビアガーデン」が始まっている。
バーべキューの香りが少し漂ってきて、思わずそっちにひきよせられそうになりつつ、「いやいや、今日は絶対にビアテラス鶺鴒だ!」と。

実は一週間前にも計画していたのだが、雨で流れてしまっていた。
昨年下見に来た時に、順番待ちの列ができてしまっていたこと、電話をしたら「予約は一切受付けていません」といわれていたため、ちょっと不安だった。

「せっかく5人にも声かけてみんな楽しみにしてるのに、席がないのでは悲しい・・・」

それで、19時現地集合の約束だったんだけど、もし順番待ちだったら先に並んでおこうと18:15に現地へ向かった(幹事魂)。

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明治記念館到着。

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昨年初めて来た時も「本当にこの奥にビアガーデンが???」と、入るのにドギマギしてしまうような場所。

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車寄せのところでは、なにかのパーティー後のお見送りのようなことがされていた。
新宿方面を見ると、夕日の中に代々木のNTTドコモタワーのシルエットが浮かんでいた。

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見事に整えられた芝生の庭園。
レトロな建物に、時代トリップした気分。丸いテラスがいいなあ。

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5月は「ソフトオープン」ということで、どうも席数がかなり抑えられているようだ。真夏は写真を撮影しているすぐ手前までテーブルが並んでいるのだが、奥のほうに10いくつかのテーブルが置かれているだけだった。

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いやー、いい場所だなあ。
 

がっ!!!
 
なんと満席状態。
スタッフの人に聞いたら「今は3人席がひとつ空いているだけです」とのこと。

・・・まだ5月なのに!

自分ひとりで場所取りというわけにもいかなそうだったので、慌てて他の人に電話して「お願い、7時過ぎちゃうといっきに他のお客さんも来ちゃうと思うので、10分でもいいから早く来て!」とSOSをだす。

スタッフの方の対応は本当に感じがよく、ここで待っていてもいいですか?と聞くと、屋内のテーブルをひとつ使わせてくれ、おしぼりやお水までだしてくれた。

18:45頃、5~6人くらいの団体が帰って行った。ああ、今なら空いているかも・・・とドキドキしていたら、知人2人がやってきてナイスタイミング。

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無事席を確保できた。
それも庭に面した最前列で、眺めも最高にいい。

木製のテーブル、大きな籐の椅子が、贅沢気分にさせてくれる。

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なにはさておき、ビールで乾杯。
「全然他のビアガーデンとは違いますよね!」と、盛り上がる。

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400円の焼きそばとかフランクフルトとかがあるところではなく、メニューも本格的で1000円前後のものが多い。実際おいしい。ちなみに妙に割高に感じるのが「豆盛合わせ(枝付枝豆、空豆) 1,050円」だ。写真のは、食べてこれしかなくなったのではなく、最初からこの量だ。

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ピンボケ写真になっちゃっているが、5月はソフトオープンということで、赤いシールが張られているもののみとなっている。半分くらいかな?

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ソーセージ盛合わせや、ピザ、手羽餃子などを頼み、ビールもおかわり。
メンバーも一人ずつ増え、そのたびに「ここいいですね!!」とみな気に入った様子。

一度入ったら長時間居座っちゃう客ばかりかと思ったけどそうでもなく、夕方いたお客さんのうち何組かは、日が沈んでしばらくすると帰って行った。確かに、夕方まだ建物と庭園がよく見える頃に来て、ちょっと軽く飲んで楽しんで退出するというスタイルもよさそげ。

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明かりはそんなにないので、メニューを読むのも大変なくらいに暗くなってくる。かなり明るいレンズのデジカメを使っているのでこんな風に写るが、実際にはもっと暗い。

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「どうしてもビールが緑色になっちゃうんです」と話すと、写真に詳しい人が、「あそこの明かりが青い光でこっちが赤い。青い光が入り込むとこうなってしまう」というようなことを教えてくれた。アドバイス通り、ホワイトバランスを蛍光灯モードに変えてみると・・・

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お、確かにいい感じに撮れた!
しかしもっとビールがいっぱいの時に撮っておけばよかったなあ。

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庭もライトアップされている。
閉館ぎりぎりまで楽しませてもらった。

かなり金額いったかなと思ったけど、5人で2万円ちょい。
1時間半くらい後から参加した女性1人を2,500円にして残り4人が4,500円。

思うに、そんなバグバグ食べたりしないで、軽く飲んでつまみながらゆったりおしゃべりする、そんな場所なので、手ごろに楽しめるんだなと。

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かがり火は本物だ。

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最後に、とっても愛想のよい(というかユニークな)スタッフの方にシャッターを教えてもらって記念撮影。

明治記念館ビアテラス初体験、大満足でした!